帽子の流儀と心得
こんにちは、私以上に帽子好きは見たことがない!
刺繍・帽子のキングこと刺繍屋の表です。
さーシリーズ化した「愛してやまない帽子たち」第2弾、前回に引き続き帽子の魅力を最大限引き出しまくります!
本日のテーマは「帽子のマナー」です。
帽子好きでも帽子のマナーってよくわからない…。
調べてみてもなんだかピンとこないというか、現代もそのとおりのマナーなのか?と考えさせられます。
でもずっと帽子をかぶっていたいとは言え、人の迷惑になったり礼儀に反していては
大人の常識が問われます。
やはり社会人として押さえるところは押さえておかないといけませんよね!
(私の本音は、早く帽子をかぶったままですむ帽子のマナーに変わらないかなぁ~
といったところです。はい。)
昔から伝わる帽子のマナー
まず、「男性と女性でマナーが違う」、「カジュアルとフォーマルでもマナーが違う」、
「西洋と東洋でもマナーが違う」、ということが、マナー違反かどうか判断しにくい理由のようです。
男性の場合、玄関、室内、エレベーター内では帽子をとるのが基本で、
人と挨拶する時や女性と話をする時も帽子をとるのが礼儀とされています。
女性の帽子は髪飾りと見なされているため、麦わら帽子の類を除けば
「脱がなくても良い」というのが西洋式の正式なマナーのようです。
しかしながら日本の礼儀では、人様のお宅に伺ったときは、
「玄関に入る前にコート、帽子、マフラーなどはとるもの」とされているため、混乱が生じる訳です。
判断に困ったらこう考えよう!
年代によっては「私は室内では帽子は脱ぎなさいと育てられました」という方も多く、
いくらオシャレでやっていても、年上の人や、目上の人(先生や医者など)の前では
帽子はとるというのが無難ですねぇ。
もちろん友達同士、カフェでお茶とかなら許容範囲ということなのですが。
TPOに応じて使い分けることが大切です。
映画館や混み合った電車内など、ブリムの広い帽子は他の人に迷惑をかけてしまいます。
また、食事の時などは、お店の雰囲気などにもよりますが、帽子をとった方がよいこともあります。
特に日本では、帽子に関するマナーが一般に浸透していないようなので、
周囲の様子を察して対応することが必要かもしれません。
先ほども述べたように、女性の帽子は服の一部とみなされ、
たとえ室内であろうと、とらなくてよいといわれています。
でも畳の部屋に上がる場合、かぶったままというのはやはり違和感がありますよね。
そういう風に日本独自の生活習慣の中で、紳士の帽子も臨機応変に考えれば良いという時代が
来たようです。
さーどうでしたでしょうか?
少しは帽子に対する見方が変わりましたか?
もし気になっていただいた方はぜひ、刺繍屋のCAPページを除いて見てください。
お待ちしております。!
[…] さて前回のブログに引き続き、今回は正しい帽子の選び方についてご案内いたします。 […]